2022よさこい鳴子踊り特別演舞
万々商店街 万々歳

3年ぶりのよさこいです。新型コロナウイルス感染症の蔓延という、思ってもみなかった災害で2年連続で開催できなかったよさこいですが、やっと実現できました。ただ一方で、2022年夏の段階で感染症が収束したわけでも終息したわけでもなく、 全国的に多数の感染者が出ている状況での開催となりました。医療関係者をはじめとする方々の中には、正直苦々しく思っていらっしゃる方も少なくなかったのではないかと想像しています。その気持ちはまっすぐに受け止めて、各人ができる対策を最大限に行なった上での開催だという前提を崩してはいけないと思います。

さて今年は、8月10日と11日の2日間だけで、「2022よさこい鳴子踊り特別演舞」として開催されることになっています。また、参加チーム数および参加者数も減りました。何より、観客の数が大幅に減ったのが残念です。(おそらく多くの方が感染症の蔓延を考慮して来高を見送ったのでしょう)

私はいつものように追手筋に陣取りましたが、久しぶりの高知のギラギラした太陽を身に受けました。なんか、久しぶりすぎて機材や設定にミスがあるような気がしていましたが、あとで案の定みつかりました。(あとでカバーできたので、問題にはなりませんでした)

途中に「休憩」が入ったりしていつもと違う状況でしたが、それでもよさこいが帰ってきたという感覚がよみがえりました。まさに #おかえりよさこい です。(のちの備忘のため→「2022よさこい鳴子踊り特別演舞」に向けたハッシュタグ)

いままで当たり前だと思っていたことに制約ができると、改めてありがたさを感じます。祭りができるということは、祭りの準備ができるということで、そのためには街の人が普通の暮らしを送れる環境が前提になります。同時に、いままでの暮らしのあり方を変える必要もあるかもしれません。歴史を紐解くと、感染症の蔓延が文明の転機になった事例が見つかります。新しい21世紀型の暮らしと、新しい祭りの創生に向けて、私たちの知恵と取り組みが試されているのでしょう。




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