よさこい祭りのトリビア 01

トリビア 01. 武政英策氏作詞作曲の「よさこい鳴子踊り」はわずか5日間で制作された。

よさこい祭りの開催が8月10日と11日に決定。1954年6月25日(金)に高知商工会議所観光部会の濱口八郎氏が武政英策氏を訪ね、「7月1日から練習を始めないと間に合わない。阿波踊りに負けないようなものを歌詞も曲もすべて考えて下さい」と依頼しました※。武政氏はその日の夜から制作を始め、鳴子を使うことを思い立ち、実際に振って音を確かめながら作曲したそうです。

【追記】
※『よさこい祭り20年史』に武政英策氏自身の文章で、濱口氏の依頼について以下のように記述されていました。
「祭りは8月10日、11日と決まったので、7月1日から練習を始めんと間に合わん。ひとつ隣の阿波踊りに負けんようなものを、歌詞も曲もいっさいおまさんが考えとおせ」

「よさこい鳴子踊り」の歌詞に出てくる「じんま」「ばんば」は敬老精神に反するという批判を受けたことがある。

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