よさこい祭りの定番になりつつある「フラフ」はオランダ語。
よさこい祭りで、大きな旗を振っているのをよく見かけるようになりました。「フラフ」と言います。これはオランダ語のvlagから来ているようです。日本は鎖国時代にもオランダとは交易がありましたから、ピント、おてんば※1、ランドセルなど、オランダ語由来の言葉がたくさんあります。フラフもその一つかも知れませんね。
ところで、鯉のぼりといえば、いまでは吹き流し型ですが※2、本来はフラフのような旗を掲げるものでした。たくさんの子供たちが参加するよさこい祭りで、子供たちの成長を願う意味としても、なかなかふさわしいものです。
※1 諸説あります。
※2 吹き流し型の鯉のぼりは、江戸時代中期に始まった江戸前の風習です。