よさこい祭りの開催日を8月10日と11日にするには侃々諤々(かんかんがくがく)の議論があった。
商店街の夏枯れ対策も一つの理由として企画されたよさこい祭りですが、8月10日と11日の前後は早稲の収穫期で農業関係者は忙しかったのです。そこで商店街は、より多くの人出を見込める旧盆または日曜日に開催するよう主張しました。しかし、振興会は「期日が毎年変わると観光客を呼び辛い」「過去の気象データから降雨が少ない」という理由で従来の日取りを主張。第6回よさこい祭り直前は両者の主張が平行線をたどり、高知市が斡旋に乗り出す事態になりました。結局、第6回よさこい祭りも予定通り10日・11日に開催され、その後も同じ日程で続けられることになりました。
※台風災害などの理由で期日を変更したことはある。(1963年・第10回、1972年・第19回)